選手レポート - 笹井秀治
ツールド信州参加のみなさん、こんにちは。
ツールド・信州お疲れさまでした。
そしてサポートの方々には長丁場にわたる献身的なサポートで心強かったです。信州でも屈指の峠に名所を通り抜け、ツーリング旅行と見てもなかなか贅沢なツアーだったようにおもいます。
常に一人逃げですべての峠において他の追随を許さなかった小嶋選手のガッツには只々驚きであるし、なかなか真似できる物ではないと感じました。
いつも玉砕モード?で序盤逃げの唐木選手!そのパワーをもう少し貯めておけないのだねぇ・・・と後方で思いつつも久々に、忘れかけていた「がむしゃらさ」を思い出させてくれました。でもたまにはそのまま逃げを決めてくれ~(笑)
山根選手も例の信号待ちの件を筆頭に
1、正々堂々とした戦いっぷり
2、計算していないように見えて、ちゃっかりペース配分もちゃんと考えた走り
はさすがBR-1と思わせるモノがあり、自分のいつもの場当たり的でせこい走りに喝を入れてくれました。
その他、激晴れの美ヶ原ではあまりの景色の良さにそのまま近くのレストハウスにでも入ってソフトクリームでも食って・・・といらん誘惑に負けそうでしたが、ここはレースということで、そこがちょっと悔やまれてなりませんでした。ヨーローッパにも負けないスバラシイ!!コースレイアウトでした。
レース終了後も出張サーバーを起ち上げてレース集計に画像処理にそれはそれはチャンプルOSで繰り広げられたITルームも私の中ではなかなかの見ものでした。それだけに毎夜行われる今日のレースプレイバックにも熱が入っていたのは言うまでもありません。
最終日の大弛峠の上りにはこれでもか!と言わんばかりの行けどもx5したい厳し~い坂でしたが、そんな厳しい峠も今を思えばレース中の妥協したい気力に(こんな位まだまだ甘いよ~・・・と)喝を入れられるいいネタになりました。ちなみに私事ですがMTB全日本選手権2001スポーツクラスで優勝できましてエキスパートクラス昇格と相成りました。(うれしいのでご報告!)実はそのネタで喝を入れつつ激坂を上って、さらに勝てて早速役立ったのはツールド・信州効果の現れかな?とも思います。
P.S.片山さん・・・大弛の選手のピストン輸送で上り下り車の運転させていただき楽しかったっす。(ちょっと怖い思いされたかもしれませんが)
最後に締めですが、おかげさまをもちまして途中アクシデントもありましたが、何とか信州を走らせていただきました。
スタッフの方々に選手の皆様!いいモノを見せてもらい、そして良い経験でした。蟻が10!(笹井秀治)