HISOTRY 2002

選手レポート - 岡村薫

<<<<キャファ通信>>>> VOL.1522  2002/08/18 より転載

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######## ツールド信州レポート NO.1 ########岡村薫

8月14日長野県の木曽福島にて3キロの緩やかな登りでプロローグ。40名の
ロードマンが息を切らせて走った。第4回目ツールド信州のスタート。参加
者はシマノレーシングの阿部、月刊誌ファンライドでおなじみの綾野、ジャ
パンジャージを着ている阪大白石、他学生半分の若いメンバーが多い。女性
は2001女子ツールドスイスで上位に入った関谷とオープン参加一人。

朝4時起床し7時雨のなかスタート。びりから6番目でゴール。楽しかったが
疲れた。1STステージは、距離125キロ。総高低差2680M。高度は、平均
933、最高1383最低。451平均気温20度最高27最低18。ゴール手前は4
キロで700Mを登った。歩いてゴールの人もいた。自分は、タイム5:40:
50:でトップとの差1:53:39。トップはシマノレーシング阿部、6分差
で2位と3位は学生。敵いません。学生達はスタートから猛スピード。

ベストスリーは平均時速30キロの4時間10分台。一人旅が長かった。以外
と曲がり道が分からずタイムをロスした。ファンライドのフリーライター綾
野氏も24位と早い。夕食後のビデオ鑑賞はパソコン編集がされていて本格
的。パソコン4台、プリンター持ち込みで大会記録も夕食には全員に配布。
さすが京大主催である。楽しくて仕方がない。明日の乗鞍が楽しみ。

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<<<<キャファ通信>>>> VOL.1523  2002/08/19 より

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######## ツールド信州レポート NO.2 ########岡村薫

●2ndステージ
前日高山の街に、ドライバーとしてボランティア参加の大阪の高橋さんとお
茶しました。手弁当で参加していただき恐縮しました。 2ndステージは、無
理をした方が多く病院行三名を出してしまった。距離87 キロ。標高差3335
最高2700平均1600気温平均20度最低14度最高27 度。晴天の高山を乗鞍
松本方面に出発。独り飛び出し30キロまで4分差を付けて逃げる。リーダー
ジャージの阿部(シマノレーシング)は第二集団30 名を引っ張る展開。た
だ独りの女性選手関谷が第二集団を飛び出す場面もあり。さすが海外ツール
上位を走る女性と感心。自分には背中すら見えなかった。標高差1400Mの
武石峠を越えてから先頭者が入れ変わりながら進む。乗鞍岳入口前からジャ
パンジャージの白石が阿部を引き離しそのまま2分差ゴール。3:50のタイ
ム。総合は昨日7分の貯金の有る阿部(シマノレーシング)が4分リード。
平湯峠、乗鞍の景色は最高でした。私は42人中35位。

●3rdステージ
3rdステージは距離115キロ。標高差3715、最高2100、680、平均
1500、気温平均21、最高31、最低17。昨日車の後部激突、溝転落などで
のDNS3名他を除いてスタート。3rdステージの結果はタイム6:16とトッ
プ阿部さんと1:50の差。ステージ順位も総合順位も、阿部(シマノレーシ
ング)、総合タイム7分差で白石(阪大)、矢澤(京大)と同じ。平均速度
18キロ、最高72キロ。総消費カロリー4172Kcalと最高。(以上の数値は
ポラールS710から採っています。)

スタートは先導カーに導かれてパレード走行の後斜度13%の激坂を登る。
標高差1200Mの峠を越えて美ケ原高原美術館に向かう。霧ヶ峰は霧と小雨
のあいにくの天気。美ケ原ビーナスラインはアップダウンを繰り返す綺麗な
道路。今年から無料になり、反対車線は他県の車が数珠繋ぎ状態。路面も濡
れていて72キロの最高スピードも出すが車には充分注意して無理をしなかっ
た。それでも突然の右折車に激突しそうになった。自白樺湖に降りてから蒸
し暑い街中を抜ける。標高2100のゴールの麦草峠を目指した。標高1700
辺りからハンガーノックにる。ここまでスタート前のエネルギーゼリーだ
け。ほかにコーラ2リットル近く飲んでいたのでチェックポイントで受け取っ
たパンをポケットから取り出しむさぼる。麦草峠は1000Mくらいからの登
りで、お洒落なカフェレストが多い。前半斜度6%から10%で1800辺りか
ら緩やかな道になる。10キロのランコースやクロカンコースもとれる高地
トレーニングに最適。気温17度と街中から14度も下がった。

麦草峠の標識したでやっとゴール。パンをくわえたままの情けない図になっ
た。順位34位。

旅館に入ってからバイク手入れをしていると、ショッキング。後輪の日石リ
ムがブレーキシューが当たる部分が10センチに渡り剥がれ落ちていた。最
終ステージDNSとなった。最終ステージは最後に標高500Mから2500Mま
で40KMダートを含む登り。参加者以上にパンクが多い。走れないのが残念
だが翌日7時出社を考えると夜行列車から通勤しなくて良くなった。全ステー
ジの模様はツールド信州のHPを見てください。10月号のファンライドに
も掲載されます。

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(岡村薫)