HISOTRY 2001

選手レポート - 山根理史

ステージレースの経験というのは貴重だ。特に、僕のように中位にランキングされている実業団チームに所属する選手には。

日本でステージレースというと、ツール・ド・北海道、ツアーオブジャパンをはじめとして、どうしてもビッグレースになってしまうため、場数を踏むことが出来ない。

しかし、ステージレースというのは肉体的にも精神的にも経験が必要だ。肉体的には特に。数日間を高いレベルで走りつづけるというのは、経験しなければ得ることができない体力が必要だと思う。(だから、学連枠で出場できる学生選手のみんなには、その経験を活かす舞台目指して選手を続けて欲しいというのが本音)

僕は、将来を見越したトレーニングプログラムの一環として、ツール・ド・信州の参加を決めた。でもトレーニングだからと手を抜いたり、甘く見ていたわけではない。やるからには勝つ意気込みで臨んだ。

結果はリザルトのとおり。内容にしても、レポートにあるとおりだが、ひとつ付け加えるとすれば、しらびそ峠だ。僕はあそこですべてを間違えた。

リーダー小嶋は強かった。年齢的には彼の方が若いが、勝者として積んだ経験が違った。

来年は・・・出るのかな? 信州をステップに、上のランクの選手になってなきゃなー。でも出たいなー。(山根理史)