第4戦 2月17日(土)
開催日2月17日(土)
開催地京北町周辺 Bコース 15.0km×2周+13.8km=43.8km
スタート時の天候 曇りときどき晴れ
出走者17名 完走者17名
アングル、テスタッチ、京産が初参加。17名出走で賞金総額7500円!
前回、1月27日は積雪のためサンダイコーまでたどり着けず、雪合戦して解散という無念の中止となった周山ロード。今大会も週半ばからやってきた寒波にょろの影響で当日朝まで開催が危ぶまれたが、路面状態を問い合わせれば何とかオーケー。スタート時には気温も上がり、春を感じさせる第4戦開催となった。
今回、HPによる地道な活動レポート&告知と近藤ほか常連選手の熱心なPRが効を奏し、なんと初参加者8名、出場総数17名の大盛況!スタッフも合わせると21名の大盛況ときたもんだ。西は愛媛県新居浜市から東は東京世田谷区(スタッフ)まで、いちやく全国規模の大会となった。
初参加は、兵庫の実業団チーム・クラブアングルより曽我、山本、品川、吉田、平井、森本、テスタッチからは愛犬家、内山、そして京都産業大学からは爽やか青年、河野が登場。クラブアングルは3 DAYS ROADくまのを走ったメンバーを始め、シクロクロス世界戦代表のジャニーズ・品川などそうそうたるメンバー。内山は関西クロスでおなじみのトップ選手だ。河野も京産期待のホープだけにあなどれない。 初陣を静かに迎えるのは、白いリーダージャージを身にまとう京大BOMBの矢澤に福島、松村、京大自転車競技部の小嶋、西村、渡邉、そして新チーム、フーバーネットワークからは高橋、斎藤、プチ小嶋の京大サイクリング部系サイクリスト達だ。いきなり初参加者がドサッと現われ、マゼコゼになった周山ロード、一体どんな闘いが繰り広げられるやら?いよいよ始まる世紀の熱戦に興味シンシンのスタッフの顔ぶれは、近藤オーガナイザーに喫茶業見習いライター・岡崎、日本語教師見習いでレースマニアの神谷、天体少年のサイクリスト・竹政の4名。
スタート前、「1周目から行く!」(by平井)、「コース覚えなくてもラストで差して優勝。賞金はもらったゼイ」(by曽我)など大胆なコメントが飛び交い、サンダイコー駐車場に設けられたスタート地点は、初参加組の熱気でムンムン!一方、京大生たちは静かに後方で闘いの始まりを待っている。地の利を生かして対抗できるか常連組!?12:00ジャスト、いよいよ闘いの火蓋がきって落とされた。コースは当初、B-A-Bの予定だったが、井戸峠積雪のためにBコースを採用。長く続く平地と1周につき一つだけ峠を擁するコースを3周弱、計約45kmの闘いである。
前置きが長くなったが、レースは一周目からいきなりハイスピードで展開。五本松デパートを左折してから続く平地においては、一時、50km/h半ばに届く驚きのスピードレースとなった。しっかり固まった集団前方では、コースをよく知る渡邉、矢澤などが積極的に前を引く。曽我、内山、品川も元気が良さそうだ。一方、小嶋は安全重視だろうか最後尾で静観。あまりにレース的でスリリングな集団走行にヒヤヒヤものではあったが、何とか無事に一行は周山峠へ突入。
一周目の峠に突入。曽我の飛び出しを皮切りに集団が分断され始める。「アップなしに平地を飛ばしたために峠で踏めなかった」という曽我は失速。矢澤、品川、小嶋の3名がトップに躍り出る。続いて平井、河野、内山が、そして曽我、森本、渡邉、齋藤の4名が続く。
【1st周山峠】矢澤、品川、小嶋 - - -(12s) - - - 平井、河野、内山 - - - 曽我、森本、渡邉、齋藤 - - - 福島 - - - 山本 - - - プチ小嶋、西村、高橋 - - - 吉田、松村
トップは品川、平井、小嶋、矢澤がTT状態で先行。峠二回目は小嶋が奪取
峠の時点で先頭から最後尾までのタイム差は2分30秒。下りから平地に至るところで第三集団の曽我が猛追して第二集団に追いついた。2周目に突入し、さらに第二集団の4人はペースを上げ、あえてスピードダウンした第一集団を遂に吸収。周山峠へ至る平地で7名のトップグループが編成された。
どりみんによる東京土産のどらえもん人形焼がかかった2周目の周山峠。何と最悪のタイミングでダンプが前方を阻んでしまったが、そんな状態でも争いは展開。平井が勢いよく先行し、それに反応した品川、矢澤、小嶋による峠戦線へ。中腹からは品川、小嶋が猛攻を繰り広げ、矢澤がやや遅れる。最後は小嶋、品川の差し合いで小嶋がどらえもんをゲット。
【2nd周山峠】小嶋 、品川 - 平井 - -矢澤 - - (25s+top) - - 曽我 - 内山- - (35s+top) - -河野- - (1m5s+top) - - 渡邉、森本- - (1m20s+top) - - 齋藤、プチ小嶋 - - -福島、山本、高橋、松村、西村、吉田
品川、周山初優勝!小嶋とのスプリント合戦を制す
峠を下っていよいよ3周目、最終周に入った。トップの4名はひとつになりTTさながらにペースを上げる。第二集団は曽我、内山、河野の3名だが、トップとの差は2分近くまで開いた様子だ。
クライマックス、最後の周山峠に差し掛かってきた。ここまで先頭4名の様子はあくまで互角だが、小嶋の表情が苦しそうだ。峠に入ったところで矢澤が遅れ出す。続いて平井が後退し、勝負は品川と小嶋の一騎打ちへ!なんちゃって峠を抜け、激しくもがく二人が見えてきた。ラスト、周山ロード史上に残るスプリント合戦を制したのは最年少、品川だった。3位は平井、10秒遅れて4位に矢澤。第二集団のトップ争いは、曽我が峠で河野を振り切り、5位となった。
【finish】品川、小嶋 - - 平井 - 矢澤 - - 曽我 - - 河野 - - 内山 - 渡邉 - - プチ小嶋 - - 齋藤 - - 高橋 - - 山本 - - 森本 - - 福島 - - 松村 - - 西村 - - 吉田
次回は3月24日開催
レース後は、いつものサンダイコーで表彰式が行われ、過去最高の賞金総額7500円を品川が手にしてニンマリ。2位・小嶋にはTシャツが、3位・平井にはオリーブオイルが贈られた。最後はミルクティーとおやつで締めくくり。小嶋が京産の河野に合コンを強要して脅迫したり、内山としなもんがラブラブしたり、終了後に駆け付けたアングルの木ノ川さんと近藤が自転車談義に盛り上るなどなごやかタイムとなった。
第5戦は3月24日(土)に開催予定。メイン会場はいつものサンダイコー。集合時間は午前11時集合とします。
選手、スポンサー、スタッフ、ギャラリー随時募集中。参戦レポート、観戦記、投稿まってます。 (レポート:岡崎令子/写真・キャプション:近藤淳也)