OTHER RACES 1999

第3戦 2月14日

~第3戦~
開催日 2月14日(日)ばれんたいんでー
開催地京北町周辺 Bコース 15.0km×2周+13.8km=43.8km
スタート時の天候 快晴 でも寒し
出走者11名 完走者9名

それは救急車のサイレンで始まった!

 遂にこの日が到来した。「待ってました」というヤカラもいりゃ「ひたすら無視」したいヤカラもいました、ばれんたいでー。しかし、世の中がチョコレート色に染まる昼下がり、京大サイクリング部BOXはかつてないほど騒然としたムードに包まれていた。「ええっ、高橋がチョコもらったって!」「じ、実は同じ部の○○が...」「ええええ~っ」という訳ではありません。何と、今回初めて周山ロードに参戦すると張り切ってやってきた現主将の平田が、出発時間直前に「うう...は、腹が」と突然うめきだし、天地がひっくり返る悶絶状態に!「なな、なんや。古い豆腐でも食ったんか!」うろたえる周囲。「ちゃ、ちゃう。でも腹、マジで痛いぃいぃいぃ」にっちもさっちもいかなくなり、遂に救急車を出動させる!そして平田はレーサージャージを身にまとったまま担架の人に。無念の平田、サンダイコーから小柳病院へと行き先を転じ、リザルトにいきなしDNSの名をしたためてしまったのだった。ちなみに、病名は「結石」。要するに石がお腹にできちゃったわけ。幸運にも大事には至らず、すぐ病院から無罪放免となったとのこと。平田、来週はぜひともサンダイコーに元気な顔を見せてくれ!

さて、本題。この日のレースは...

 オフィシャルカー・ドライバーのマドモワゼル森下は風邪の為に欠場。「風邪とか言って、バレンタインやからちゃうーん」そんなよけいな詮索があっちゃこっちゃで飛び交う(マドモ、来週弁明しろよ)。また、前回終了時から懸案事項だった「ちばあつこ、バレンタインで周山ロード欠場か!」の予測は、彼氏の岡崎和也(EZAKソレイユ)の電撃エントリーによっていともあっさりくつがえされる。あ、あの実業団クリテを制した岡崎が、あの誰もが一目おくちばあつこを彼女にしちゃった岡崎が周山ロードに!レース前に岡崎のエントリーを聞いて色めき立った京大勢、「こりゃ、みんなで団結して戦わなあかん!」と初めて結束の姿勢を見せる。あの「5人に1人が京大」だったけいはんなですらチームプレーしなかった非協力的団体が、打倒・岡崎のスローガンのもとひとつになった!(かな)台湾遠征から2日前に帰ってきたばかりという岡崎。餃子パワーで周山ロードに新風を吹き込むか、はたまたレースリーダーの東後(京大自転車競技部)がいかなる防衛策をこうじるか、レース前の話題はそれ一点に集中した。

 今回のエントリーは、第一戦、第二戦を単独逃げ切りで勝ち取ったあっちん東後、コンタクト&散髪ですっかりイメチェンした西村、ピアニスト小嶋の京大自転車競技部3名、さらにワイルド斎藤、腰つき松村、孤高のサイクリスト高橋、シティボーイ矢澤、てらりん寺本の京大BOMB5名、中島、中西の「あづみのなァ・なァコンビ」も健在。加えてギョーザ岡崎という前回同様11名の出走。コースは井戸峠が雪まみれのため、2週連続Bコースとなった。2時15分、サンダイコーをスタート。

岡崎、1周目の峠ではやくもスパート!

 11名の集団は、スタートから477号峠までの平坦路を静かに先頭交代しながら進む。京都車連提供の真っ白なリーダージャージを身にまとった東後も集団後方で岡崎と共に淡々と走行。数km進んだところで東後が「斎藤がメカトラで遅れた!」とオフィシャルカーに伝える。過去二戦で悔しい結果を残し、今回こそはと闘志をみなぎらせて参戦してきた斎藤だったが、後で聞けばフレームと後輪との接触で一旦停車を余儀なくされたらしい。不運の斎藤はこの先、ゴールまで延々と独走を強いられることになった。前回は中島、前々回は篠塚と、これまでスタート直後に必ず誰かがトラブルとなっている。周山ロードにはそんな魔物が潜んでいるのだろうか。

 スタートから18分、集団のペースが50km/hにまでアップ。先頭交代した岡崎がその拍子に集団からポン、と飛び出る。そこについて出たのが中西、中島のあづみの勢。結局、岡崎と中島は集団に戻り、中西がひとり抜け出す格好に。約500m単独走行した中西だが、峠にさしかかるトンネル手前で吸収される。この頃から寺本が遅れ始める。

 いよいよ477号峠に突入。峠に入った瞬間、西村がアタック!後ろを振り返りながらも力強いスパートをかける。しかし、3つめのカーブ辺りで岡崎が西村をとらえ、はやくも独走態勢に!クライマー東後は様子をうかがっているのか派手な動きは見せない。このまま1回目の山岳ポイントは岡崎がゲット、続いて20秒遅れで中西、さらに8秒差で集団、すでに高橋と先ほど峠で果敢な逃げを試みた西村が遅れを取り始めた。斎藤はかなりの差で遅れているようだ。

独走・岡崎。東後が遂に単独追走開始!

 1周目の峠ではやくも独走となった岡崎、2周目に入りコンスタントに後続との差を広げる。35秒差で東後、松村、小嶋、中西、中島の後続メイン集団5名。矢澤もペースダウンし孤独な走りとなった。やはり岡崎のハイペースによる揺さぶりで、選手にバラツキが出てしまったようだ。岡崎を追う5名の集団の中では、東後がもどかしそうに先行する。何とか集団の走りで岡崎に追い付きたい東後。しかし、先頭交代がスムーズに行かず岡崎との差ははなかなか縮まらない。気温が急激に下がりつつある中、岡崎も集団も45km/h前後のハイペース走行を展開する。そして集団に見切りをつけたか、東後がいよいよ単独追走を開始した。独走の岡崎は表情、ペダリング双方にみじんの疲れも見せず快調に逃げ続け、ペースを全く変えずに二度目の477号峠へ突入。インプレッサの後部ドアをオープンにし、シャッターを切るオーガナイザー近藤、「こんなに重いギアで走り続けるなんて...しかもずっとダンシング」とうめく。

 スタートから50分、山岳ポイントを快調に通過した岡崎。そして40秒差で東後、東後から30秒遅れて中西、中島、小嶋の3名が通過。松村は2周目中盤まで集団で健闘するも遂に遅れて独り旅となった。矢澤、高橋、斎藤もコース上で自分と戦っている。

岡崎逃げ切り!松村、西村が無念のリタイヤ

後続は先頭交代を繰り返し前を追うが岡崎との差は縮まらない


2回目の登りで飛び出し一人で岡崎を追う東後


最終周回も快調に逃げ続ける岡崎


必死の追い上げも届かず2位でゴールの東後




いつもおまんじゅうを差し入れてくれるちばあつこスポンサー


こちらも賞品を提供してくれるSTUDIO NOMAD/岡崎れい子スポンサー(写真は東後手作りのチョコレート)

東後篤史による第3戦

~第3戦~
開催日 2月14日(日)ばれんたいんでー
開催地京北町周辺 Bコース 15.0km×2周+13.8km=43.8km
スタート時の天候 快晴 でも寒し
出走者11名 完走者9名

▼RACE REPORT

それは救急車のサイレンで始まった!
 遂にこの日が到来した。「待ってました」というヤカラもいりゃ「ひたすら無視」したいヤカラもいました、ばれんたいでー。しかし、世の中がチョコレート色に染まる昼下がり、京大サイクリング部BOXはかつてないほど騒然としたムードに包まれていた。「ええっ、高橋がチョコもらったって!」「じ、実は同じ部の○○が...」「ええええ~っ」という訳ではありません。何と、今回初めて周山ロードに参戦すると張り切ってやってきた現主将の平田が、出発時間直前に「うう...は、腹が」と突然うめきだし、天地がひっくり返る悶絶状態に!「なな、なんや。古い豆腐でも食ったんか!」うろたえる周囲。「ちゃ、ちゃう。でも腹、マジで痛いぃいぃいぃ」にっちもさっちもいかなくなり、遂に救急車を出動させる!そして平田はレーサージャージを身にまとったまま担架の人に。無念の平田、サンダイコーから小柳病院へと行き先を転じ、リザルトにいきなしDNSの名をしたためてしまったのだった。ちなみに、病名は「結石」。要するに石がお腹にできちゃったわけ。幸運にも大事には至らず、すぐ病院から無罪放免となったとのこと。平田、来週はぜひともサンダイコーに元気な顔を見せてくれ!

さて、本題。この日のレースは...

 オフィシャルカー・ドライバーのマドモワゼル森下は風邪の為に欠場。「風邪とか言って、バレンタインやからちゃうーん」そんなよけいな詮索があっちゃこっちゃで飛び交う(マドモ、来週弁明しろよ)。また、前回終了時から懸案事項だった「ちばあつこ、バレンタインで周山ロード欠場か!」の予測は、彼氏の岡崎和也(EZAKソレイユ)の電撃エントリーによっていともあっさりくつがえされる。あ、あの実業団クリテを制した岡崎が、あの誰もが一目おくちばあつこを彼女にしちゃった岡崎が周山ロードに!レース前に岡崎のエントリーを聞いて色めき立った京大勢、「こりゃ、みんなで団結して戦わなあかん!」と初めて結束の姿勢を見せる。あの「5人に1人が京大」だったけいはんなですらチームプレーしなかった非協力的団体が、打倒・岡崎のスローガンのもとひとつになった!(かな)台湾遠征から2日前に帰ってきたばかりという岡崎。餃子パワーで周山ロードに新風を吹き込むか、はたまたレースリーダーの東後(京大自転車競技部)がいかなる防衛策をこうじるか、レース前の話題はそれ一点に集中した。

 今回のエントリーは、第一戦、第二戦を単独逃げ切りで勝ち取ったあっちん東後、コンタクト&散髪ですっかりイメチェンした西村、ピアニスト小嶋の京大自転車競技部3名、さらにワイルド斎藤、腰つき松村、孤高のサイクリスト高橋、シティボーイ矢澤、てらりん寺本の京大BOMB5名、中島、中西の「あづみのなァ・なァコンビ」も健在。加えてギョーザ岡崎という前回同様11名の出走。コースは井戸峠が雪まみれのため、2週連続Bコースとなった。2時15分、サンダイコーをスタート。

岡崎、1周目の峠ではやくもスパート!

 11名の集団は、スタートから477号峠までの平坦路を静かに先頭交代しながら進む。京都車連提供の真っ白なリーダージャージを身にまとった東後も集団後方で岡崎と共に淡々と走行。数km進んだところで東後が「斎藤がメカトラで遅れた!」とオフィシャルカーに伝える。過去二戦で悔しい結果を残し、今回こそはと闘志をみなぎらせて参戦してきた斎藤だったが、後で聞けばフレームと後輪との接触で一旦停車を余儀なくされたらしい。不運の斎藤はこの先、ゴールまで延々と独走を強いられることになった。前回は中島、前々回は篠塚と、これまでスタート直後に必ず誰かがトラブルとなっている。周山ロードにはそんな魔物が潜んでいるのだろうか。

 スタートから18分、集団のペースが50km/hにまでアップ。先頭交代した岡崎がその拍子に集団からポン、と飛び出る。そこについて出たのが中西、中島のあづみの勢。結局、岡崎と中島は集団に戻り、中西がひとり抜け出す格好に。約500m単独走行した中西だが、峠にさしかかるトンネル手前で吸収される。この頃から寺本が遅れ始める。

 いよいよ477号峠に突入。峠に入った瞬間、西村がアタック!後ろを振り返りながらも力強いスパートをかける。しかし、3つめのカーブ辺りで岡崎が西村をとらえ、はやくも独走態勢に!クライマー東後は様子をうかがっているのか派手な動きは見せない。このまま1回目の山岳ポイントは岡崎がゲット、続いて20秒遅れで中西、さらに8秒差で集団、すでに高橋と先ほど峠で果敢な逃げを試みた西村が遅れを取り始めた。斎藤はかなりの差で遅れているようだ。

独走・岡崎。東後が遂に単独追走開始!

 1周目の峠ではやくも独走となった岡崎、2周目に入りコンスタントに後続との差を広げる。35秒差で東後、松村、小嶋、中西、中島の後続メイン集団5名。矢澤もペースダウンし孤独な走りとなった。やはり岡崎のハイペースによる揺さぶりで、選手にバラツキが出てしまったようだ。岡崎を追う5名の集団の中では、東後がもどかしそうに先行する。何とか集団の走りで岡崎に追い付きたい東後。しかし、先頭交代がスムーズに行かず岡崎との差ははなかなか縮まらない。気温が急激に下がりつつある中、岡崎も集団も45km/h前後のハイペース走行を展開する。そして集団に見切りをつけたか、東後がいよいよ単独追走を開始した。独走の岡崎は表情、ペダリング双方にみじんの疲れも見せず快調に逃げ続け、ペースを全く変えずに二度目の477号峠へ突入。インプレッサの後部ドアをオープンにし、シャッターを切るオーガナイザー近藤、「こんなに重いギアで走り続けるなんて...しかもずっとダンシング」とうめく。

 スタートから50分、山岳ポイントを快調に通過した岡崎。そして40秒差で東後、東後から30秒遅れて中西、中島、小嶋の3名が通過。松村は2周目中盤まで集団で健闘するも遂に遅れて独り旅となった。矢澤、高橋、斎藤もコース上で自分と戦っている。

岡崎逃げ切り!松村、西村が無念のリタイヤ

 中盤から気温が低下し雪が舞う過酷なコンディションになる。「台湾帰りにこの寒さは厳しいかも」と臨時オフィシャルカー・ドライバーのちばあつこは彼を気遣う。しかしそんな心配など全然無用!ってなパワフルな走りで岡崎はコンスタントに逃げ続ける。1時間経過。岡崎を追う白いリーダージャージの東後にとってもハードな道のりだ。ラストの峠に差し掛かる。何度か平坦路で後ろを振り返る岡崎に「かなり開いてる」の声をかけると、ニヤリと不敵な笑いを浮かべた。イノアックからEZAKソレイユに移籍し、新天地・南大阪で「おやぶん」ことパンチ三浦恭資氏のもと走り込みを重ねる岡崎、さすが職人レーサー、学生とは格がチガウぜぃってなもんか。全行程の約7割を独走するというタフな走りでラストの「なんちゃってピーク」をクリア。ゴールタイム1時間14分47秒。周山ロードBコースのコースレコードとなった。

 そして岡崎から1分55秒後、ただひとりで岡崎の背中に挑んだ東後が渾身の走りでフィニッシュラインを切る。東後から32秒後に小嶋、ほぼ同時に中西がゴール。1分後に中島。そして6位以降は「もうひとつの独走」組だ。中島から6分16秒差で矢澤、続いて7位に高橋、そして…おっと!あまりにも早くに孤独なライダーとなった斎藤が帰ってきた!「メカトラのうえにひとりになった1周目の峠からスローパンクして…下りメチャメチャ 怖かったよお~ん。ぐすん」ああ、ワイルドよ、よくぞご無事で(涙)そして、見事完走を果たしたラストライダーはてらりん先輩だったのでした。

最終周回も快調に逃げ続ける岡崎


必死の追い上げも届かず2位でゴールの東後




いつもおまんじゅうを差し入れてくれるちばあつこスポンサー


こちらも賞品を提供してくれるSTUDIO NOMAD/岡崎れい子スポンサー(写真は東後手作りのチョコレート)

東後篤史による第3戦

~第3戦~
開催日 2月14日(日)ばれんたいんでー
開催地京北町周辺 Bコース 15.0km×2周+13.8km=43.8km
スタート時の天候 快晴 でも寒し
出走者11名 完走者9名

▼RACE REPORT

それは救急車のサイレンで始まった!
 遂にこの日が到来した。「待ってました」というヤカラもいりゃ「ひたすら無視」したいヤカラもいました、ばれんたいでー。しかし、世の中がチョコレート色に染まる昼下がり、京大サイクリング部BOXはかつてないほど騒然としたムードに包まれていた。「ええっ、高橋がチョコもらったって!」「じ、実は同じ部の○○が...」「ええええ~っ」という訳ではありません。何と、今回初めて周山ロードに参戦すると張り切ってやってきた現主将の平田が、出発時間直前に「うう...は、腹が」と突然うめきだし、天地がひっくり返る悶絶状態に!「なな、なんや。古い豆腐でも食ったんか!」うろたえる周囲。「ちゃ、ちゃう。でも腹、マジで痛いぃいぃいぃ」にっちもさっちもいかなくなり、遂に救急車を出動させる!そして平田はレーサージャージを身にまとったまま担架の人に。無念の平田、サンダイコーから小柳病院へと行き先を転じ、リザルトにいきなしDNSの名をしたためてしまったのだった。ちなみに、病名は「結石」。要するに石がお腹にできちゃったわけ。幸運にも大事には至らず、すぐ病院から無罪放免となったとのこと。平田、来週はぜひともサンダイコーに元気な顔を見せてくれ!

さて、本題。この日のレースは...

 オフィシャルカー・ドライバーのマドモワゼル森下は風邪の為に欠場。「風邪とか言って、バレンタインやからちゃうーん」そんなよけいな詮索があっちゃこっちゃで飛び交う(マドモ、来週弁明しろよ)。また、前回終了時から懸案事項だった「ちばあつこ、バレンタインで周山ロード欠場か!」の予測は、彼氏の岡崎和也(EZAKソレイユ)の電撃エントリーによっていともあっさりくつがえされる。あ、あの実業団クリテを制した岡崎が、あの誰もが一目おくちばあつこを彼女にしちゃった岡崎が周山ロードに!レース前に岡崎のエントリーを聞いて色めき立った京大勢、「こりゃ、みんなで団結して戦わなあかん!」と初めて結束の姿勢を見せる。あの「5人に1人が京大」だったけいはんなですらチームプレーしなかった非協力的団体が、打倒・岡崎のスローガンのもとひとつになった!(かな)台湾遠征から2日前に帰ってきたばかりという岡崎。餃子パワーで周山ロードに新風を吹き込むか、はたまたレースリーダーの東後(京大自転車競技部)がいかなる防衛策をこうじるか、レース前の話題はそれ一点に集中した。

 今回のエントリーは、第一戦、第二戦を単独逃げ切りで勝ち取ったあっちん東後、コンタクト&散髪ですっかりイメチェンした西村、ピアニスト小嶋の京大自転車競技部3名、さらにワイルド斎藤、腰つき松村、孤高のサイクリスト高橋、シティボーイ矢澤、てらりん寺本の京大BOMB5名、中島、中西の「あづみのなァ・なァコンビ」も健在。加えてギョーザ岡崎という前回同様11名の出走。コースは井戸峠が雪まみれのため、2週連続Bコースとなった。2時15分、サンダイコーをスタート。

岡崎、1周目の峠ではやくもスパート!

 11名の集団は、スタートから477号峠までの平坦路を静かに先頭交代しながら進む。京都車連提供の真っ白なリーダージャージを身にまとった東後も集団後方で岡崎と共に淡々と走行。数km進んだところで東後が「斎藤がメカトラで遅れた!」とオフィシャルカーに伝える。過去二戦で悔しい結果を残し、今回こそはと闘志をみなぎらせて参戦してきた斎藤だったが、後で聞けばフレームと後輪との接触で一旦停車を余儀なくされたらしい。不運の斎藤はこの先、ゴールまで延々と独走を強いられることになった。前回は中島、前々回は篠塚と、これまでスタート直後に必ず誰かがトラブルとなっている。周山ロードにはそんな魔物が潜んでいるのだろうか。

 スタートから18分、集団のペースが50km/hにまでアップ。先頭交代した岡崎がその拍子に集団からポン、と飛び出る。そこについて出たのが中西、中島のあづみの勢。結局、岡崎と中島は集団に戻り、中西がひとり抜け出す格好に。約500m単独走行した中西だが、峠にさしかかるトンネル手前で吸収される。この頃から寺本が遅れ始める。

 いよいよ477号峠に突入。峠に入った瞬間、西村がアタック!後ろを振り返りながらも力強いスパートをかける。しかし、3つめのカーブ辺りで岡崎が西村をとらえ、はやくも独走態勢に!クライマー東後は様子をうかがっているのか派手な動きは見せない。このまま1回目の山岳ポイントは岡崎がゲット、続いて20秒遅れで中西、さらに8秒差で集団、すでに高橋と先ほど峠で果敢な逃げを試みた西村が遅れを取り始めた。斎藤はかなりの差で遅れているようだ。

独走・岡崎。東後が遂に単独追走開始!

 1周目の峠ではやくも独走となった岡崎、2周目に入りコンスタントに後続との差を広げる。35秒差で東後、松村、小嶋、中西、中島の後続メイン集団5名。矢澤もペースダウンし孤独な走りとなった。やはり岡崎のハイペースによる揺さぶりで、選手にバラツキが出てしまったようだ。岡崎を追う5名の集団の中では、東後がもどかしそうに先行する。何とか集団の走りで岡崎に追い付きたい東後。しかし、先頭交代がスムーズに行かず岡崎との差ははなかなか縮まらない。気温が急激に下がりつつある中、岡崎も集団も45km/h前後のハイペース走行を展開する。そして集団に見切りをつけたか、東後がいよいよ単独追走を開始した。独走の岡崎は表情、ペダリング双方にみじんの疲れも見せず快調に逃げ続け、ペースを全く変えずに二度目の477号峠へ突入。インプレッサの後部ドアをオープンにし、シャッターを切るオーガナイザー近藤、「こんなに重いギアで走り続けるなんて...しかもずっとダンシング」とうめく。

 スタートから50分、山岳ポイントを快調に通過した岡崎。そして40秒差で東後、東後から30秒遅れて中西、中島、小嶋の3名が通過。松村は2周目中盤まで集団で健闘するも遂に遅れて独り旅となった。矢澤、高橋、斎藤もコース上で自分と戦っている。

岡崎逃げ切り!松村、西村が無念のリタイヤ

 中盤から気温が低下し雪が舞う過酷なコンディションになる。「台湾帰りにこの寒さは厳しいかも」と臨時オフィシャルカー・ドライバーのちばあつこは彼を気遣う。しかしそんな心配など全然無用!ってなパワフルな走りで岡崎はコンスタントに逃げ続ける。1時間経過。岡崎を追う白いリーダージャージの東後にとってもハードな道のりだ。ラストの峠に差し掛かる。何度か平坦路で後ろを振り返る岡崎に「かなり開いてる」の声をかけると、ニヤリと不敵な笑いを浮かべた。イノアックからEZAKソレイユに移籍し、新天地・南大阪で「おやぶん」ことパンチ三浦恭資氏のもと走り込みを重ねる岡崎、さすが職人レーサー、学生とは格がチガウぜぃってなもんか。全行程の約7割を独走するというタフな走りでラストの「なんちゃってピーク」をクリア。ゴールタイム1時間14分47秒。周山ロードBコースのコースレコードとなった。

 そして岡崎から1分55秒後、ただひとりで岡崎の背中に挑んだ東後が渾身の走りでフィニッシュラインを切る。東後から32秒後に小嶋、ほぼ同時に中西がゴール。1分後に中島。そして6位以降は「もうひとつの独走」組だ。中島から6分16秒差で矢澤、続いて7位に高橋、そして…おっと!あまりにも早くに孤独なライダーとなった斎藤が帰ってきた!「メカトラのうえにひとりになった1周目の峠からスローパンクして…下りメチャメチャ 怖かったよお~ん。ぐすん」ああ、ワイルドよ、よくぞご無事で(涙)そして、見事完走を果たしたラストライダーはてらりん先輩だったのでした。

 おっとここで二人足りねぇ。着順判定のため、岡崎よりも先行してフィニッシュ地点に到達したオフィシャルカー。気が付けば雪のコースサイドにキャノンデールが寂しげに1台ころり。その横で三角座りしてるボク。「体調悪くてリタイヤしました」そう、散髪してスッキリしたせいで風邪をひいたのだろう、ひとつめの峠で見事なパフォーマンスを見せ、リタイヤを決断した。

 3周目まで必死の走りを見せていた松村がフィニッシュしてこない。オフィシャルカーがコースチェックに向かったところ、平坦路でよもやのパンクに見舞われ悔しいDNFとなった。「周山ロードで春までに実力アップを図りたい!」と意欲を燃やす松村だけに、今回のパンクは痛恨だったことだろう。次回の再チャレンジを期待しよう。

ちばあつ賞は「顔で」矢澤。ほほチュー実現せずカップル消え去る

 第3戦は岡崎和也の圧倒的勝利で終了。しかし、独りで果敢に追走を展開した東後の走りは立派。なお、レースリーダーは引き続き東後となっている。表彰式では「優勝者にはほっぺにチューだもんね」と豪語していたちばあつこだが、いざ「やらんかーい!」の声に自分のほっぺたリンゴ色に染めて抵抗。やあねえ、まつたく。かくして賞金4,500円と(株)サンフーズ/中西さん提供のBOSSジャンパー、STUDIO NOMAD提供の不二家ピーナッツチョコファミリーパックをゲットした岡崎、「あとはおんせんだもんねー」とばかりあっという間に消え去った。どうぞお楽しみくださーい。残された面々は、東後のあま~い手作りちょこをほおばりつつ家路に着いた。なお、恒例のちばあつこ賞は顔が好みというだけで矢澤がアッサリとゲット。(ちばあつ、今回は選考作業に全然気合いが入っとらんかったぞ!...そりゃそうやなあ)

 ということで、次回第4戦は2月20日(土)、合い言葉は「サンダイコーで」いえい!(岡崎れい子)